ルネス軽井沢フロント事務所から車で25分ほどの浅間山の麓にある観光名所が、シーズンになると浅間高原エリア内の道路に案内看板が立てられます。
浅間高原嬬恋村しゃくなげ園園内マップ
しゃくなげ園園内マップです。
どのエリアにどの植物が咲いているか?確認できます。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園の石楠花の見ごろ
浅間高原・嬬恋高原のシャクナゲ園の見ごろのシーズンとは5月半ば~6月上旬にあたります。
浅間高原 シャクナゲ園の広さは東京ドーム10個分の広さです。
高山植物観察の散策コース以上に広い浅間高原の眺めに感動しますよ。
自然を満喫できる高山植物をのんびり観察しながらゆったりと別荘で開放的に過ごすなら5月上旬から6月初旬がおすすめです。
軽井沢別荘エリアがゆったりと観光できる期間です。
シャクナゲ園はシャクナゲがメインですが、シャクナゲを取り巻く高山植物の宝庫でもあります。
浅間高原・嬬恋村の初夏の高山植物
例年よりも早く開花して例年よりも早く見納めになっている気がします。
これも地球温暖化の影響でしょうか?
シャクナゲ園まつりの開催時期も早めた方がいいかもしれませんね。
初夏を彩る浅間高原・嬬恋村の高山植物のメインになるのが石楠花です。
地球温暖化の影響によって年々、開花が早まるのでしょうか?
浅間・嬬恋高原のシャクナゲ園では、レンゲツツジが咲き始めました。
レンゲツツジは、シャクナゲ園内では、5月の末から6月にかけて咲き始めることから、開花が早くなっていますね。
5月末の見学の場合、アズマシャクナゲは早々と終わりましてミヤマキリシマや屋久島シャクナゲが咲いていました。
7月上旬に咲くはずの「コマクサ」が開花していたことには、シャクナゲ園スタッフの方も驚いていましたね。
シャクナゲ園の高山植物(硫黄苔)
上記の赤い小さい花ですが、硫黄苔(イオウゴケ)です。
よく目を凝らして見てみると唇のような形をしているのがわかりますか?
硫黄苔・・・別名「モンローリップ」といいます。
このように立ち止まってじっくり観察すると独特な高山植物の宝庫になっているのです。
顔を近づけてみると確かに「唇」の形をしています。
マリリンモンローの唇に似ていることからモンローリップと名付けられたのです。
中央に穴の開いている花は見事にモンローリップになっています。
小さな高原植物もシャクナゲ園の園内散策の楽しみになりますね。
珍しい高山植物が散策コース内で楽しめます。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園の広さ
きれいに広がる眺めはさすが!東京ドーム10個分の面積ですね。
標高も1500m~1800mの高い場所に咲くシャクナゲが15万株植えられています。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園の散策コース案内板
ハイキングコースの看板も要所要所に備えてあります。
シャクナゲ園の入場入口でもらえる園内MAPを参考にしてコースをたどって散策を楽しめます。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園内休憩所
園内にはこのような休憩所が設けられていますので休みながら散策を楽しむことができます。
この休憩所は、過去には、噴火時の避難場所として設けられたものです。
園内には休憩所が数カ所ございます。
急がずのんびりと園内散策を楽しめます。
嬬恋・浅間高原シャクナゲ園からの眺望
広大な嬬恋が一望できるのもピクニックには最適ですね。
山の散策の休日を花と共に楽しめます。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園のハクサンシャクナゲ
白い石楠花のハクサンシャクナゲです。
園内では希少なハクサンシャクナゲです。
ハクサンシャクナゲは樹齢150年ものです。
園内にはこの1本だけで、原生の方に枯れていないハクサンシャクナゲがあるようです。
嬬恋・浅間高原シャクナゲ園園内案内
カモシカコースへ行く順路とかっこうの径へ向かう順路とあります。
園内案内板
こちらから山ばと・かもしかコースという案内板もあります。
きつつき周遊コースとカモシカ・山ばと周遊コースへの案内版です。
こまどり周遊コースと展望園地への案内板です。
浅間高原シャクナゲ園のレンゲツツジ
6月の花「レンゲツツジ」もシャクナゲ園に咲き誇ります。
群馬県の県花レンゲツツジもこれからですよね。
シャクナゲが終わるかな?って頃に交代で花を咲かせます。
蓮の花の形をしている芽吹きに感動しました。
レンゲツツジの呼び名
レンゲツツジは別の呼び方もあります。
- オニツツジ
- ベコツツジ
- ウマツツジ
とも言います。
野鳥の「カッコー」が鳴き始める頃に咲き始めることから、
カッコー花とも言われています。
シャクナゲ園の石楠花について
シャクナゲ園で観られるシャクナゲは3種類~4種類ということです。
園内もシーズンは最高ですが!時間がある場合は、
もっと上の原生林まで足をのばすとより堪能できます。
これから咲くものや旬を過ぎたものまで日本ではじめてのしゃくなげの栽培を始めた場所になります。
新緑の木々に囲まれてシャクナゲ園は癒しを得られます。
浅間高原を散策して癒されて自然を感じながらコテージで宿泊は、5月中旬から6月末までが緑豊かで静かな時期になりお勧めできます。
浅間高原シャクナゲ園のミズナラ
ミズナラにはオナラとコナラとあります。
葉の先に出ている茎の部分ですが、葉柄(ようへい)と言われる部分です。
オナラは短く
コナラは長い
音が鳴る・・・というフレーズから「ナラ」と言われているようです。
嬬恋・浅間高原シャクナゲ園の展望台
展望台の案内板です。
ナナカマドについて
ナナカマドは紅葉がきれいです。
シャクナゲ園のナナカマドはサビハナナカマドといいます。
標高の高いところで育つナナカマドのことを
タカネナナカマドといって
通常の3倍の実の大きさを持ちます。
これから咲く木々もあります。
浅間高原「シャクナゲ園」はしゃくなげの開花から順番に開花していきます。
- レンゲツツジ
- ヤナギラン
- コマクサ
- カラマツ紅葉
という流れで雪が降るまで1年を通して楽しむことができます。
浅間高原シャクナゲ園の入園料
園内入場には中学生以上~大人・・・美化協力費として300円必要になります。
中学生以下のお子さんは無料で入場できます。
これから咲く高山植物が楽しみですね。
野萱草(ノカンゾウ)と言われる食べられる草。甘草と違う種類のものもあります。
こるりの道への案内板です。
ヤナギランは7年~8年で他の場所へ移動していくようです。
見落としがちな場所にも野草は芽吹いています。
嬬恋・浅間高原シャクナゲ園の歴史と謂れ
嬬恋の村民公園として土地の人々が協力し合って作り上げた「シャクナゲ園」です。
シャクナゲ園の歴史は30年~40年前にさかのぼります。
シャクナゲの謂れ・・・
石楠花(シャクナゲ)が正式名称。
石南花(シャクナンゲ)は中国で使われていた名称。
枝が30cmもまっすぐになっていないことから、尺なし ⇒ 尺なげというように変化した説があります。
シャクの病いに効くと言われていることからカンシャクや尺に触るというような病を治すための野草として「石楠花」と名付けられたとされています。
ヤナギランやハンゴンソウなど場所を替えて移動を続けていく珍しい植物もシャクナゲ園内で観察できます。
入場してまもなく大きなルートを説明している案内MAPもあるので順路などもお好みに合わせて変えてみることもできます。
案内板をじっくり見てからコースを決めるのもいいですね。
浅間高原のシャクナゲ園のアズマシャクナゲ
アズマシャクナゲは、あずまのくにから来たという由来からついたシャクナゲです。
高嶺の花ともいわれて高い岩山にある手の届かない美しい花ということから美しい女性に対しての喩えとしても使われています。
美しい白地にピンク色の花が心を惹かれます。
アズマシャクナゲは、入口から進んだ場所で観ることができます。
所々にポイントがある嬬恋・浅間高原シャクナゲ園の石楠花です。
高嶺の花のアズマシャクナゲを堪能して散策を楽しんでくださいね。
時期により変化を見せ、咲く時期の判別が難しいのが石楠花です。
ここ数年は、早い開花で驚いています。
シャクナゲの生息地は地球の北半球に集中しているようです。
日本にあるシャクナゲはおよそ18種類になります。
嬬恋・浅間高原シャクナゲ園の屋久島シャクナゲ
屋久島シャクナゲです。
屋久島にしかない人気のあるシャクナゲを嬬恋の浅間高原に植えて開花しています。
世界中のシャクナゲは屋久島シャクナゲを品種改良したものということです。
花びらの先には「ハニーガイド」と言われる「蜜標」があります。
西洋シャクナゲは屋久島シャクナゲのことを言っています。
屋久島シャクナゲの裏地部分はスポンジ状になっています。
独特な感触ですね。
嬬恋村浅間高原のシャクナゲ園ガイドツアー講師
定期的にガイドツアーをされているシャクナゲ園内のガイドツアー勉強会の講師の方々です。
シャクナゲ園の展望
キバナシャクナゲは、高いところにしか生えない
嬬恋の気候に合わないのか100株ほど植えたものが育っていないようです。
そびえる浅間山に並ぶ原生林。
絶滅危惧種なのはホリバシャクナゲです。
静岡県や愛知県の一部に生息しています。
浅間高原「シャクナゲ園」には10株~20株植えられています。
火山の影響でによる「酸性」の地質が合うようです。
火山の影響から230年の地質と気候によってシャクナゲをはじめ高山植物が増えてきました。
パイオニア植物と言われる「シャクナゲ」です。
浅間高原とシャクナゲのコントラストです。
シャクナゲの広がるエリアです。
嬬恋村浅間高原シャクナゲ園の五葉松
嬬恋村浅間高原シャクナゲ園の五葉松です。
北五葉松ともいいます。
シャクナゲ園の設備など案内
5月中旬は、快晴であたたかく半袖でも十分でした。
だけど油断は禁物、山の天気は変わりが激しいので防寒着は必要になります。
遊歩道は舗装はされています。
「軽めなハイキング」と考えて歩きやすい運動靴がいいですね。
急な登り道もあるので入口には、無料でストックを貸し出ししていました。
シャクナゲ園の入場口であるテント脇には、美しいシャクナゲを販売しています。
アズマシャクナゲ・・・1株1000円で販売していました。
しゃくなげ園の入口になります。
シャクナゲ園までルートには要所要所に看板があるので開園期間内でしたら安心して車で迎えます。
途中、嬬恋村の名物になる広大なキャベツ畑のある通りを通過したりします。
浅間山も近くに観れて、景色を眺めているだけでも癒されますよね。
天候に恵まれれば季節によってシャクナゲ園の広大な自然の恵みは、色とりどりの風景を楽しませてくれます。
広大な敷地はフォトスポット満載ですね。
何といっても東京ドーム10個分の広さですからね。
花の高原、浅間高原といっても過言ではないほど高山植物を堪能できます。
嬬恋・浅間高原観光協会のテント内案内所
嬬恋・浅間高原観光協会の方々が管理、チケット、案内などを取り扱っています。
嬬恋の地元の椎茸を販売していました。
しいたけ茶というお茶も販売しています。
お土産になるしいたけ茶でご飯を炊き上げたしいたけ茶入りのおにぎりを1個100円で販売していました。
嬬恋村ならではの「キャベツ」にちなんだ「キャベツチップス」なども販売されていました。
嬬恋村の手づくりのやさい菓子「もろこしこうばい」です。
浅間高原観光協会の職員さんがあたたかく迎えてくれます。
お土産コーナーも充実しています。
テントがお土産&休憩所になっています。
仮設トイレも備わっていますよ。
嬬恋村・浅間高原シャクナゲ園の駐車場
車も100台近く駐車可能です。(概算)
浅間山をバックに生えるシャクナゲは絵になります。
浅間高原の高山植物の開花時期
アズマシャクナゲ 5月中旬~6月上旬
屋久島シャクナゲ 6月中旬~7月上旬
ハクサンシャクナゲ 6月下旬~7月下旬
ハイキングにもピクニックにも家族でもカップルでも自然を満喫できますね。
5月の上旬から6月上旬にかけて観光スポットも混雑もなくゆったりと植物鑑賞をすることができます。
浅間高原「しゃくなげ園」までの交通アクセスMAP
上のマップは、通常のアクセスの場合です。
マップに反映しないルートを通ることになるのでルネス軽井沢のフロント事務所から車で57分かかることになります。
嬬恋村浅間高原シャクナゲ園まで車で30分少々で向かえる
シャクナゲの魅力をお伝えしてきました。
5月の中旬から7月上旬にかけて花の宝庫になる浅間高原です。
軽井沢の白糸の滝は住所は長野県でもルネス軽井沢から車で17分