【トンボの湯】
今回ご紹介するのは、立ち寄り温泉施設「トンボの湯」です。
トンボの湯の駐車場は、特別期間になるゴールデンウィーク中とお盆期間中は、30分まで無料で、それ以降1時間300円かかります。
特別期間以外でしたら、トンボの湯の駐車場は、無料なのです。
トンボの湯からルネス軽井沢まで車で約30分弱
ルネス軽井沢から、車で約30分弱。
碓氷軽井沢ICからルネス軽井沢への道沿いにあるので、行きでも帰りでも立ち寄りやすく、1箇所でお食事やショッピングなども楽しめるおすすめスポットです。
星野温泉の立ち寄り湯
こちらの立ち寄り温泉は大きな露天風呂と、内湯、サウナ、水風呂があり、何と言っても洗練された一級リゾート感が味わえます。
開湯は大正4年と歴史が古く、かの北原白秋や与謝野晶子も浸かったと言われています。
とうとうと涌く湯に思いを馳せ、是非、移動の疲れを癒やしてみてください。
泉質
まずは気になる泉質から。
「美肌の湯」として古くから地元の人に愛されてきたお湯は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
無色透明で、飲泉もできます。
まったりとした口当たりでほんの少し塩味がありますが、とても飲みやすい温泉です。
湧出量も毎分400リットル、循環も加水もすることなく全ての湯船にかけ流しています。
利用客が多いので清潔が気になりますが、毎日換水しているのもGood!
湯の花も豊富に舞い、本格的な温泉です。
中性で癖の無い泉質は、小さなお子様や赤ちゃんでも安心して入浴していただけると思います。
また、季節ごとにゆず湯や菖蒲湯などの変わり湯が楽しめる時もあります。
開催時期や内容も毎年変わるので、詳しくは、施設のホームページでチェックしてみてくださいね。
※詳細は、施設ホームページを参照
内湯
内湯は天井が高く、木と石の調和が美しい造り。
「洗練」という言葉がぴったりです。
前面ガラス張りで開放的なので、四季折々の森の姿を映し出し、内湯から外の景色が存分に楽しめます。
その大きな窓の外に水面が見えるのですが、実はその水面は露天風呂ではありません。
水盤なのです。
そう、内湯に入っているときに、露天にいる他人の湯浴み姿は見えません。
あくまでも森の景色だけを楽しむ設計になっているのです。
また照明も明るすぎず、ちょうど良くリラックスできる感じが、より一層居心地の良さを高めてくれます。
露天風呂
岩の露天風呂も、大変広く快適。
一番に目を引くのは、その景色でしょうか。
森の景色に、身体だけではなく心まで癒やされます。
こちらの露天にもちょっと変わったポイントが。
湯船の一部が浅くなっていて、寝湯に使えるようになっています。
寝湯はあまり一般的ではないかもしれませんね。
枕のように縁に頭を乗せそのまま寝転ぶと、ちょうと身体がひたひたに湯に浸かるくらいの浅い湯船のことです。
トンボの湯の寝湯は若干湯船が浅めで、のぼせにくく気持ちが良いのです。
混雑時に長時間寝てしまうと迷惑になりますが、空いている時には是非、空を見上げてお湯を堪能してほしいと思います。
また、先程お話した水盤は、露天からも見ることができます。
冷たいお水が張られている水盤が露天風呂のすぐ脇にあり、実際の広さより更に広く見える効果があるように思います。
緑の木々が水面に映り込む時期は清涼感を、雪がしんしんと降る時期には、森の静寂を演出してくれます。
立ち寄り温泉は多数ありますが、ここまで視覚にこだわったところは珍しいと思います。
サウナ
さて、サウナはどうでしょう。
トンボの湯のサウナは、フィンランド式高温サウナです。
「高温で一気に汗を流さないと、入った気がしない」という筋金入りのサウナ好きの方にもおすすめできます。
ここで感心するのが、サウナマット。
一人腰掛けられるくらいの小さなサイズではありますが、サウナの入り口に清潔なものが常にたくさん用意されていて、足りなくなると係の方がすぐに補充にきてくれます。
入るときに1人1枚持って座り、使い終わったら、使用済の箱に入れればOK。
他人の汗を気にしない、また自分の汗で人に迷惑をかけなくて済むこのサービスは、大変ありがたいですね。
このように、洗い場やサウナにも定期的に清掃とチェックが入っているので、利用客が多くても常に清潔と快適を保っていられるのだと思います。
もちろん、内湯や露天にも定期的に湯守りが巡回し、適温に保ってくれているのも安心です。
トンボの湯の特徴
湯浴び着
またこちらでは、湯浴び着の着用が認められています。
手術などで傷跡が気になる方でも安心して入浴を楽しむことができます。
再入場可能
当日の4時間以内であれば、再入場も可能です。
混雑時に入るのは嫌だ、ちょっと具合が悪くなってしまったなど、館内の様子を見ながら自分のタイミングで入浴できるのも、きめ細やかなサービスですね。
脱衣場の案内
休憩場としての畳スペースはないのですが、脱衣所に大きめの畳の腰掛けスペースがありますので、ゆっくりと自分のペースで入ることも可能だと思います。
ただし、トップシーズンや混雑時には待ちが発生することもあります。
洗い場の数は、女性が25弱、男性が20なので、あらかじめ予測し、混雑を避けて利用することをおすすめします。
再入場のシステムも上手に使ってみてくださいね!
さて、ここまで温泉お話をしてきましたが、せっかく立ち寄るのなら他施設も覗いてみたいですよね。
カフェ・ハングリースポット
トンボの湯のすぐお隣には、カフェ・ハングリースポットがあります。
湯上がりプリン、花豆のソフトクリームや冷たい飲み物など、湯上がりに身体が欲するものが用意されています。
もちろん、軽井沢高原クラフトビールもあります!
・・・が、運転する方はお土産で我慢してくださいね。
当館ルネス軽井沢で夕食時に楽しんでいただくか、ご自宅で旅の余韻に浸ってみてください。
村民食堂
もしお腹が空いていたら、隣接の村民食堂へ。
定食や丼ものなど、カジュアルなメニューが人気のレストランです。
お子様メニューもありますので、安心して利用することができます。
壁という壁がガラス張りなので、まるで森の中で食事しているよう。
都会のレストランではまず味わえない雰囲気が楽しめると思います。
ピノッキオ
本格的に軽井沢の自然に触れたい方には、ピッキオがおすすめ!
数々のネイチャーツアーが用意されています。
本格的なツアーもありますが、2kmを歩く気軽なツアーもあるので、事前にチェックされてみてはいかがでしょうか。
ハルニレテラス
また、ハルニレテラスで散策もおすすめです!
ハルニレテラスは、レストランやカフェ、パン屋さんなどが入った、小さくてモダンな街。
ウッドデッキでつながれた9棟のウッディな建物の中に15もの個性的なお店が並んでいます。
ちょっと立ち寄るのには、ちょうどいい規模感、そして素敵な空間です。
レストランでお食事も良いですが、焼き立てパンと挽きたてのコーヒー豆などを当館ルネス軽井沢に持ち帰って、翌日の朝食などで召し上がられてはいかがでしょうか?
リゾート気分の「THE 軽井沢」なひとときを味わえると思います。
軽井沢の魅力を1箇所にギュッと圧縮したトンボの湯とその周辺施設。
ルネス軽井沢への道中に、是非立ち寄ってみてくださいね!
トンボの湯のご案内
営業時間 10:00~23:00 (最終受付 22:00 夏期オープンが9:00になることも)
通年営業
電話番号 0267-44-3580
利用料金 大人1,300円 / 子供750円(3才〜小学生)
※GW期間(2018/4/28~5/6)、8月は特別料金 大人1,500円 / 子供1,000円
貸しタオルセット(バスタオル+フェイスタオル) 300円など
この特定期間は、駐車場代30分まで無料。以降1時間ごとに300円。
それ以外の期間の駐車料金は無料。
※詳細は、施設ホームページを参照