軽井沢エリアから群馬県にある浅間高原エリアに向けて、日帰り温泉施設は何か所かご利用いただけます。中でも嬬恋高原温泉として、日帰り温泉が楽しめる「嬬恋高原温泉 つつじの湯」は、料金もサービス内容も地元ならではの特徴を持っています。
つつじの湯
入館料:〚大人〛750円(税込み) 〚子ども(3歳~中学生まで)〛400円(税込み)
営業時間:10:00 ~ 21:00
定休日:木曜日 ※8月無休 ※冬期時間変更あり
上記の内容にて温泉施設利用できます。
嬬恋高原温泉つつじの湯の施設周辺ののどかな光景
夏のキャベツ生産の時期が終わり、広大な農地が開けています。さらに秋の嬬恋を紅葉が”田舎チック”に表現しているのです。
この景観が嬬恋高原温泉つつじの湯の入り口から眺められます。
温泉と広大な田舎の情景が堪能できます。
今回は、貸別荘ルネス軽井沢のフロント事務所から車で25分ほどで移動できる日帰り温泉施設「つつじの湯」の紹介です。つつじの湯は、草津温泉の立ち寄り湯「草津温泉 つつじの湯」と間違えてしまうことが考えられます。
このページでは、ルネス軽井沢ご宿泊利用のお客様が安心して楽しめる「温泉施設」を詳細に紹介していくので、「コテージと温泉」を併用して楽しもうとお考えの場合にお役立てください。
つつじの湯 駐車場
つつじの湯は、国道(235号線)から看板のある左側の入り口を入っていきます(ルネス軽井沢経由の場合)。
入り口を入って、正面の駐車場に50台まで駐車が可能です。
嬬恋高原温泉つつじの湯の建物自体が奥に位置するので、看板がないと通り過ぎてしまいます。道路から見える「嬬恋高原温泉 つつじの湯」の看板がある場所を左折してください。見晴らしのいい開放感のある場所です。
夜になるとライトアップされるため、見つけにくいことはありません。また、周辺に日帰り温泉施設は「つつじの湯」だけです。
嬬恋高原温泉つつじの湯に曲がるところの看板です。周りはキャベツ畑が広がり大きな建物がないので看板は目に止まりやすいです。この看板を見たら、左に曲がると施設があるのです。
国道235号線から左へ入るとき、道が坂になっていて上に「つつじの湯」の看板があるのでわかりやすいのではないでしょうか。
駐車場への入り口は、岩垣で多少見えにくくなっているので、入りずらいかもしれません。田舎の温泉施設を感じさせる立地なのでしょう。
訪問した日(10月中旬)、つつじの湯は駐車場が広いわりに車の台数が少なかったです。駐車場は、最大100台ほど駐車可能のようです。
つつじの湯の入り口を入ると広い敷地が広がります。予想以上に広かったので駐車に戸惑うことがないでしょう。
つつじの湯の駐車場にかかる利用料金は無料なので、コテージ宿泊で大人数で複数台の車で向かう場合でも十分、停めることができます。近隣にデイサービス系の介護施設の駐車場もあり、関連施設なので共有して使えるようです。
また、つつじの湯の駐車場は、大型バスも駐車可能です。大型バスの場合は、最大2台まで駐車可能になります。特にバス専用の駐車スペースは設けていないので、事前に「どこに停めれば良いのか?」確認しておくことがおすすめです。
上記のように駐車スペースの車幅は中型車に合わせてあります。ゆったりではなくキッチリと停めることが必要ですね。
10月中旬の平日ということで、利用客も少なかったのでしょうか。今回の訪問では、余裕を持って真ん前に止められました。駐車場からの見晴らしも解放感抜群ですね。
つつじの湯 入り口案内
嬬恋高原温泉「つつじの湯」の入り口は、自動ドアになります。入り口中央にも「嬬恋高原温泉つつじの湯」と看板が掲げられているので間違えることはありません。
つつじの湯の施設建物のイメージは、茶色ベースで和風な感じです。入り口にベンチが3台あるので、高齢者にも配慮されていると感じました。玄関先はキレイに整備されていますね。
つつじの湯の玄関は入ってすぐ、外履きの靴を脱ぐ必要があります。ですが、玄関の段差は低いです。
逆に玄関の段差が低い分、高齢者の利用者にとっては、しゃがみこんだり、立ち上がったりする際の負荷がかかるかもしれません。そのような状況も予測されているのでしょうか?つつじの湯玄関入り口には、一人かけの椅子が備えてありました。
つつじの湯の玄関内部にある一人かけの椅子は、利用者の靴を脱いだり、履いたりするときに重宝に活用されています。慣れているお客様が座って履いているのを見かけました。
つつじの湯 湧水「ヤマトタケルの涙」
つつじの湯の玄関前にある岩のオブジェが目に止まりました。「もしかして、浅間山の噴火で落ちた岩石?」と思い、近づいてみると湧水が出ているようです。
温泉の水ではなくて、飲料水である湧水です。
飲んで良いのか?わからないので受付の人に聞いてから飲むことにしました。
実際にこの湧水を飲んでみた感想は、「冷たくておいしい!」でした。
何が美味しいのか?を考えてみると、特にクセのあるようなにおいもなく、水道水よりもやわらかい飲みごたえです。水質検査もされているようなので安心して飲んでみました。
この湧水の名前は「ヤマトタケルの涙」と言います。
名前の由来について、受付の人にたずねましたが、「特に特別な理由がない」と控えめな答えでした。
ただ、施設内に湧水に関しての案内があったので、確認してみると・・・
群馬県吾妻郡は、日本誕生伝説の皇族「ヤマトタケルノミコト」が天災を鎮めるための生贄となった妻を偲んで旅をした土地でもあります。「妻が恋しい」という思いから「吾妻郡嬬恋村」という村の名前の由来となっているようです。
上記の案内文の中にあるような「ああ、わが妻よ」と3回嘆いて涙したヤマトタケルノミコト」は、嬬恋高原温泉つつじの湯より西へ一里(約3.9㎞)離れた鳥居峠を通過したことから、この辺りの湧水には「ヤマトタケルノミコト」の思いが込められているというニュアンスがあるのでしょう。
つつじの湯 玄関前特徴 岩壁から染み出る水
玄関を入ると、横によく見ると岩から染み出るように水が流れています。
子どもは水を触りたがると思うので、小さいな子供には水遊びの場と間違えてしまうかもしれません。そのため、洋服や周りを汚さないように注意。
岩を流れている水は、飲めないけれど手入れが行き届いているため、カビないで維持できているようです。こちらは湧水というより、染み出し水のようですね。
つつじの湯 玄関 下駄箱
入り口の靴を脱いで上がる床はフローリングになっており、床暖房になっていました。少しつるつるした床ですが滑らない程度なので歩行には問題ないです。
玄関、下駄箱に鍵がなく、利用客が自主管理するようなシステムです。田舎ならではののどかな雰囲気があります。
ただし、同じような下駄箱が並んでいるので番号を覚えていないとどこにおいたかわからなくなるので注意しましょう。
さらに田舎ならではの感覚と地元の常連さん向けのサービスとして、すでに場所を決めて利用している人は、下駄箱にマイスリッパを保管していました。このローカルさがのんびりした田舎の日帰り温泉的で好感を持てるのではないでしょうか。
つつじの湯 入り口付近 貴重品ロッカー
玄関下足箱のスペースから中に入ると、左手に「貴重品ロッカー」があります。地元の常連客はあまり利用していない様子でしたが、無料でつかえる点がメリットです。
鍵やお財布をいれておくのにちょうどよく、玄関そばにあるのでお土産や入浴券を購入する際には便利ではないでしょうか。
また、脱衣所にも鍵付きのロッカーがあるので、併用して使ってみるのもいいでしょう。
入り口付近 特産品
玄関内部に入ると、地元野菜の特産品が並べてありました。時期的に10月下旬ころまでの実施のようです。さすがに嬬恋ならではの野菜の品数もあり、自然の泥がついていて、取れたての新鮮野菜がならんでいました。
つつじの湯 フロント受付
こちらが嬬恋高原温泉つつじの湯のフロントです。つつじの湯のフロントでは、次回定休日が曜日ではなく日にちが表示されていました。常連客の多い地元の日帰り温泉なので、あまりフロントに利用方法を訪ねている観光客もいませんでした。
ただし、フロントの親切な女性担当者さんは、訪ねたことにていねいに親切に答えてくれました。嬬恋高原温泉つつじの湯の定休日は、季節によっても違うようです。夏の時期と冬の時期でもちがったり、水曜日や木曜日になったりしています。
地元の常連客を主体に告知されているため、次回の定休日の表示を見るしか判断できません。利用する前の事前に電話で確認は必要になるでしょう。
フロントのテーブルの上には手作りの折り紙細工作品が販売されていました。よく見ると手の込んだ作品で折り紙でハクチョウやウサギなど高齢者の力作のような感じがします。
フロント近くに入浴利用券券売機がありました。嬬恋高原温泉つつじの湯の温泉利用料金は税込み価格です。
大人750円(税込)。3歳~中学生まで(15歳)400円(税込)のお値段で満喫することができます。
入浴券を購入すれば、施設から外部に出ない限り、1日中”温泉三昧”を満喫することも可能です。お帰りにならなければ、休憩スペースを利用して何回でも入浴ができる点も大きな魅力ですね。
券売機の横には、さらに詳しい営業案内が掲示されています。営業時間は、朝10時~夜22時まで(最終受付21時まで)の12時間営業です。
ただし、訪問した日は冬のはじまり?となる10月中旬だったため冬期営業時間となっていました。
冬期営業時間:10時~21時まで(最終受付20時)
さらに、無料の休憩スペースも案内されているので、お値段からしてみると周辺の日帰り温泉施設の中で断トツのコストパフォーマンスではないでしょうか。
入浴券やマッサージ券など、温泉施設内で利用するものはすべて自動販売機でチケットを買ってからフロントに出す流れになるようです。
また、入浴利用券が使える券売機は1,000円札や2000円札(今では希少)は使うことができますが、5,000円札や10,000円札はフロント受付にて両替をしてもらう必要があります。
入浴するには、必ず「入浴券」が必要になるので、施設内に入ったら、券売機で購入しましょう。
入浴券券売機では、レシートは出てきません。必要でしたら、フロント受付にて領収書の発行依頼ができます。
つつじの湯 休憩処 案内
つつじの湯では、1日中ゆったりと過ごすことを公認されている「田舎の日帰り温泉施設」なので、フロント受付に「食事処」や「無料休憩所」の案内がされていました。
お食事処「つつじ苑」
嬬恋高原温泉つつじの湯のお食事処「つつじ亭」です。全部で35席あります。空いていれば大人数で利用しても対応できる広さですね。
嬬恋高原温泉つつじの湯のお食事処「つつじ亭」は、床暖房が装備されていて、「さすが寒冷地の日帰り温泉施設」と納得しました。窓側の席に座るとガラス窓が大きく外の景色がよく見えるので日中でしたら、景色を見ながらの食事も楽しめます。来訪した10月中旬は紅葉がきれいでした。
休憩処「すずらんの間」
続きまして、横になって休んでリラックスしていても大丈夫な休憩スペース「すずらんの間」です。
すずらんの間の広さは20畳。小さい子供をはじめ、家族でゆったりと休憩することも可能です。
すずらんの間は、テーブルがなく部屋の端にブランケットと枕がおいてあります。横になってくつろげるスペースとして湯上りのホンワカした身体を思う存分、リラックスさせてください。
嬬恋高原温泉つつじの湯の休憩スペースには、プライベート性の高い仮眠室はありません。扉はないので、気楽なローカル温泉なので横になってくつろいでいても気にすることはありません。
すずらんの間では、コミック漫画本など用意されていました。のんびりと女風呂を長く満喫している連れを待っているときの「時間つぶし」になるでしょう。
田舎ならでは、まったりしたローカルな雰囲気が、観光客でにぎわう温泉施設と違ってのんびりできることでしょう。
休憩処「りんどうの間」
嬬恋高原温泉つつじの湯のもう1つの休憩処「りんどうの間」です。広さは28畳です。
備えてあるのは10テーブルと40枚ほどの座布団。テーブルとテーブルが離れているので、相席で使わなくてすみます。
家族やグループでも使えます。お食事処のメニューを持ち込んでも大丈夫なことと畳なので赤ちゃんを横に寝かせて安心して食事ができます。お食事処と違って、無料のお茶などは置いてないですね。
つつじの湯 お土産コーナー
嬬恋高原温泉つつじの湯のお土産販売は、地元野菜や手作りアクセサリーをお手頃な値段で販売しています。特に群馬県のご当地キャラクター「ぐんまちゃん」のグッズが目につきました。
菓子類も購入できるので売店で買って「りんどうの間」でお茶することもできます。販売しているお菓子の種類もあることと、一つ一つに値段がついていて親切です。飲み物は、自動販売機でお茶やジュースが売られています。
手作りのバックと着物をリフォームした洋服が販売されていました。着物リフォームの服は、高齢の女性の興味を引くことでしょう。値段が5000~6000円の価格で手作り感と丁寧さを感じさせます。着物生地なので光沢があり肌触りが良いです。
つつじの湯 喫煙所
嬬恋高原温泉つつじの湯のフロント前に喫煙所が個室で完備されています。お休み処やすずらんの間、りんどうの間にも灰皿がなく、禁煙になっているからです。
たばこを吸わない人にとっては、喫煙所が用意されていることに安心感があることでしょう。喫煙室は外から確認することができます。駐車場からの景色も見える見晴らしのいい個室ですね。
つつじの湯 ボディケア ほぐし処
嬬恋高原温泉つつじの湯で受けられるマッサージサービス。2019年10月中旬のサービス内容です。
ボディケア「ほぐし処」全身マッサージ
- 20分・・・1,500円
- 40分・・・2,900円
- 60分・・・3,980円
ボディケア「ほぐし処」足底マッサージ(部分)
- 30分・・・2,300円
つつじの湯ボディケアルーム利用には、事前予約が必要です。電話番号も記載されていることから、電話予約をすることで利用できるサービスとなっています。貸別荘に宿泊予約されたら、こちらのボディケアも予約してみるのもいいかもしれません。
つつじの湯 癒しアイテム
温泉入り口付近にあるちょっとした休憩コーナー。お座敷系の休憩処を使うまでもない「ちょこっと一休み」ならば、温泉の前にあるので便利です。
連れの家族や友人などと待ち合わせやお風呂上りにひとやすみって感じですね。また、畳ではなく、椅子の方が高齢者には座りやすい場合があります。
ボディーケアルームは予約が必要ですが、手軽なマッサージチェアもありました。有料です。椅子が壁向きになっているのでマッサージ中の顔を他人に見られることがありません。
つつじの湯 湯上りの”お食事”
先ほども休憩スペースの紹介でふれた「お食事処「つつじ亭」について、より詳しく見ていきましょう。嬬恋高原温泉つつじの湯は、入浴利用も券を購入しますが、お食事処でも食券を自販機で買う必要があります。
さらに、つつじ亭ではドリンク専用とお食事専用に券売機が分かれていました。自販機の上には、大きく「ドリンク専用」「お食事専用」と書いてあります。
券売機での食券の購入の前に周辺にあるメニューでしっかりと注文を決めてから買ったほうがいいでしょう。次の人が後ろで待っているときに慌てて希望しないメニューを選ばないためです。
「食事専用」と「ドリンク専用」は、2台同じ形で同じ色をしているのが並んでいるので上の看板をしっかり見てから利用しましょう。
天ぷらそば
つつじ亭は、購入した食券に番号が書いてあり、番号を呼ばれたら取りに行く形式のセルフサービスです。食べ終わったら自分で片づける流れになります。
オーソドックスな天ぷらそばです。値段は620円。ざるそばが600円。天ぷらそばが620円。天ぷらがついて20円増しだけなのがお得感を感じさせてしまいます。
ソースかつ丼
つつじ亭の大人気とメニューに書かれてたので注文したソースかつ丼です。ご飯の上にのっているカツは3枚。ヒレ肉ではないソースかつでした。
つつじ亭の入り口にメニューと料金がわかりやすく書いてあるので、「まずはどんなメニューがあるのかな?」と入店前に考えることができます。
お店の中に入らなくても何の料理があるかわかる点が親切ですね。食事も自販機でチケットを購入するシステムになっています。
人数が多い場合は並ぶ可能性もあるでしょう。つつじ亭の入り口のメニューは、写真も付きなのである程度、事前に決めるヒントになります。ご家族お子様連れの場合は、子供に選ばせてからチケットを買えばスムーズに食券を購入することができるでしょう。
セルフサービスでポット2つに暖かいお茶、ジャグにお水。ケチャップやソースなど調味料やお箸など置いてある。小皿や取り皿も置いてあるので取り分けるのに便利ですね。注意点がポットの移動は厳禁です。
2度目の来訪の際、上記のメニューを注文しました。ハンバーグ定食、しんちゃんうどん、じゃがバター、千切りキャベツ盛、クルミおはぎです。
上記が注文した食事内容です。単品のプチメニューもあるので小腹を満足させたいときに便利です。
クルミおはぎ
クルミおはぎ。2個セットで通年販売しています。クルミの味はきつくなく、甘さ控えめな上品な味わいです。300円で味わえます。
しんちゃんうどん
嬬恋高原温泉つつじの湯で一番人気のあるオリジナルメニュー「しんちゃんうどん」です。過去に「しんちゃん」という方が発案したメニュー。現在ではレシピが引き継がれて定番人気メニューとして愛されています。値段は720円。
しんちゃんうどんは、オリジナル肉汁うどんです。肉汁の中には、生姜、肉、ごま、ネギ、揚げ玉が入っています。生姜の香りが印象的な味わいです。
じゃがバター
よく見かける露天のじゃがバターより小ぶりなじゃがバターです。蒸かしいもではなく、茹で芋のような触感です。じゃがバターだけどこってりではなく、あっさりと食べられます。値段は280円。
千切りキャベツ盛
千切りキャベツ盛は、ドレッシング2種(青じそ+フレンチ)とソースがついてくる純粋な「キャベツの千切り」です。農産物の宝庫「嬬恋村」ならではの単品メニューです。
嬬恋村は、「夏はキャベツ・きゅうり」「ジャガイモ」と地産の野菜が豊富に採れる地域になります。値段は220円。
ハンバーグ定食
こちらのハンバーグ定食は、オーソドックスな定職になります。つつじ亭では、夏メニューや冬メニューなど定番メニュー以外は変更があるようです。ハンバーグ定食の値段は880円。
また、テーブルは4人掛けが基本で、移動可能なテーブルは2つです。それ以外のテーブルは固定されているため、大人数で利用する際は、4人づつで離れることもあるでしょう。全テーブルの椅子には「座布団」が敷かれています。
エビフライ
食事メニューの番外編として、たまたま隣の席にいらしたお客様がエビフライを注文していて、「撮影許可」をもらってエビフライだけ撮らせていただきました。
つつじの湯 温泉案内
温泉以外の内容も充実している日帰り温泉施設の嬬恋高原温泉つつじの湯。本題となる温泉の入り口です。男湯と女湯の看板がわかりやすいです。
和風テイストな点がほのぼのしています。女湯の方がフロントに近くて安心ですね。
男湯の入り口が畳通路になっています。和の作りがちょっとした温泉旅館の感じさせます。
こちらが女湯入り口です。暖簾とドアがしっかり閉めてあるので中が見られなくて女性には安心です。行燈が和の雰囲気を出しています。
嬬恋高原温泉つつじの湯のトイレ入り口です。お休み処で食事ができる「りんどうの間」の近くにあります。
トイレの前に暖簾がある。暖簾があることで「和」のイメージが出ています。また、目隠し効果となっているのです。
つつじの湯 温泉内湯
嬬恋高原温泉つつじの湯は、高齢者に人気のある「お年寄りが1日中いられる温泉」という和やかな施設です。草津温泉の無料で入浴できるシャンプーや石鹸のない「つつじの湯」に比べて、有料の施設ならではの癒しがあります。
特に貸別荘ルネス軽井沢に宿泊される団体様にとっては、一度に大人数の入浴を済ませられるため、貴重な滞在時間を宿泊者全員で部屋で過ごす時間の有効活用ができます。
つつじの湯の内湯、洗い場は最大15名まで使えます。
つつじの湯に備えてあるボディソープやリンスインシャンプーは、特別なものではなく、通常のにおいのしないタイプです。
また、つつじの湯の内湯、洗い場にあるシャワーは、自動で止まるシャワーではなく、手動でコントロールできるタイプです。自分でコントロールできるタイプは珍しいのではないでしょうか。
内湯の内容
内湯の内容は、薄緑色の濁り湯です。泉質は、炭酸水素塩泉で効果として、保湿効果があるようです。塩化物泉性質のつつじの湯は、実際に入浴してみると、体の芯まで温まる感じでした。
遠くから見ると浴槽のお湯の色が「緑色」に見えます。手に取ってみると透明であるが、やや薄黄色のような薄緑色のような温泉です。
温泉には、においはありません。無臭です。最初に片足を温泉に付けた時、「じわっ」と熱くなる感じでした。
内湯は、檜風呂のようですが、檜の香りは特に強くありません。風呂の深さは浅めですね。
最初、少し熱いかな?と思いましたが、徐々にちょうどよくなります。湯船に浸かって、窓の外(露天風呂)のほうを眺めると、露天風呂の奥のほうにある木々が紅葉していました(2019年10月中旬時期)
浴槽から出ても、湯船に浸かっていなくても寒くはないです。嬬恋高原温泉つつじの湯の風呂の数は、各男女風呂ごとに内風呂1つ、水風呂1つ、サウナ1つ、岩盤浴1つ、露天風呂1つがあります。
つつじの湯 サウナ
続きまして、つつじの湯のサウナを紹介します。嬬恋高原温泉つつじの湯のサウナは、内風呂の奥にあります。サウナは20人ほど利用できる広さです。室内にテレビはなく、集中してサウナを体感できます。
サウナに入ったときの温度の高さによる「もわッ」と感はありますが、違和感なく入れます。さらに、サウナ後の水風呂は最大3名ほど一度に入浴できる大きさです。サウナ近くにあるのですぐに利用できます。
つつじの湯 露天風呂
内湯の目の前にある大きな窓の向こう側には、露天風呂があります。来訪した10月下旬は残念ながら、露天風呂の改修工事をしていて利用できませんでした。
内風呂から露天風呂に続くドアは、横開きのドアになります。
つつじの湯 岩盤浴
嬬恋高原温泉つつじの湯の岩盤浴(せせらぎの湯)は、追加料金なしの無料で利用できる入浴料に含まれているお得なサービスです。
入浴料に含まれていることから、600円で岩盤浴まで利用できるのでリーズナブルにたっぷりと温泉が楽しめます。
内湯から一度、更衣室に出てから岩盤浴の浴室に向かいます。その際は、岩盤浴用の浴衣が用意されているので、無料で浴衣を着て楽しむことができます。
内湯へ向かう入り口とは別に更衣室から向かえる岩盤浴は、のれんがあり、目印となっています。
岩盤浴を利用するための浴衣は、のれんをくぐると未使用の浴衣がハンガーにつるさがって用意されています。浴衣はピンク、グレー、ライトブルーと3色あり、フリーサイズで自由に選べます。
来訪時にあった浴衣の枚数は、各種40枚ほど未着用の浴衣が用意されていました。
岩盤浴の室内は、照明が暗く仮眠をとるには申し分ない環境です。一人分のスペースが、木の枠で仕切られていて、木枠の中に大きさ直径1㎝~6㎝ほどの石がたくさん入っています。
その石が、熱を出していることと、寝始めたばかりは、浴衣を着ていても石の痛みがあるけれどすぐに慣れてきます。そのうち気持ちよくなってきてお湯と違ったリラックス感を堪能できます。
岩盤浴は、最大12名分用意されています。木の枠の上には、木の枕があり、木の枕に自前のタオルをかけている人が多かったです。
また、サウナと違って長い時間リラックスできるのも岩盤浴の魅力です。横になると30分ほどそのままでいたくなる贅沢なひとときとなります。寝不足や疲れている人、普段の忙しい生活の中で不眠症になっている人もリラックスして気分転換になるかもしれません。
岩盤浴の利用後、使用済みの浴衣を入れる場所に着用した浴衣を入れて出てきます。初めての人は、岩盤浴後の体に石の後がついている場合がありますが、すぐに取れてきます。
つつじの湯 更衣室
嬬恋高原温泉つつじの湯の更衣室は、着替えるには十分な広さです。広いスペースで飲料水として湧水の「ヤマトタケルの涙」が用意されています。アメニティでは、ドライヤーも置いてありました。
更衣室の脱衣カゴは40。貴重品ロッカーが100ありました。鍵付きのロッカー内部の収納スペースは、コートと着替えが十分に入る大きさです。
更衣室の洗面台は、鏡が5台、ドライヤーが3台備えてありました。先ほども案内した「ヤマトタケルの涙」は、2台のジャグで用意されており、他には更衣室内でドリンクなどの販売はしていませんでした。
更衣室内も暖房が施されていて、季節の気温により冷暖房への配慮はされています。また、広いスペースの中で椅子もあるので休憩室に行かないでも「出たり入ったり」することができますね。
更衣室内にもトイレはあります。ウォシュレット付きで更衣室に比べたら温度が低くなっています。子ども連れも考慮してなのか、女性上室に小さい男の子用の小便器もありました。
つつじの湯 営業時間
営業時間:10時~22時(最終受付21時)
冬期は最終受付20時まで(21時閉館)です。
定休日:
第2・第4木曜日 8月は無休(だんべー.comより)
水曜日(祝日の場合営業)
7月中旬より8月末まで無休(ニフティ温泉)
今回の来訪では、次回の休館日をフロントで「日程告知」している様子でした。つまり、不定休なのかもしれません。事前に電話で確認することをおすすめします。
嬬恋高原温泉つつじの湯
電話番号:0279-98-0930
住所:〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村田代930
つつじの湯 料金案内
クレジットカード非対応(現金のみ)
施設利用料金:大人(1名につき)750円(税込)
子ども(1名につき)400円(税込)3歳~中学生まで(15歳)
フェイスタオル販売・・・300円(税込)
バスタオル貸出・・・450円(税込)
つつじの湯までのアクセス
つつじの湯までのアクセスを案内します。
軽井沢方面からのアクセス
軽井沢駅からのアクセスは、車で52分ほどかかります。
軽井沢は長野県、つつじの湯は群馬県なので、県をまたいでの温泉利用となります。
貸別荘ルネス軽井沢からのアクセス
貸別荘ルネス軽井沢から嬬恋高原温泉つつじの湯までのアクセスが車で25分ほどです。
田舎のほのぼのしたルートを通り、近辺になると広大な畑が開放感を感じさせます。